1月から始める店舗閉店整理|原状復帰まで安心のワンストップ対応

目次

はじめに|閉店・縮小は「決めてから動く」では間に合わない

事業の見直しや経営環境の変化により、

  • 「店舗の閉店を真剣に検討している」
  • 「規模縮小や別の場所への移転を考えている」
  • 「いつかは整理しなければと思いながら、先延ばしにしている」
  • 「次の事業に集中するために、今の店舗を畳みたい」

という個人事業主・法人様は決して少なくありません。

特に年明けの1月は、

  • 決算期や年度替わりを見据えた経営判断
  • 今後の事業計画の本格的な見直し
  • 新年を機に「今年こそは決断しよう」という意志
  • 年末年始に家族や関係者と話し合った結果

が重なり、店舗整理の相談が例年増える時期でもあります。

しかし、多くの経営者が見落としがちなのが、「閉店を決めてから動き出す」のでは、実は遅すぎるという現実です。

店舗整理には、

  • 什器・設備の買取や処分
  • 原状復帰工事
  • 賃貸契約の解約手続き
  • 取引先への通知
  • スタッフの処遇

など、想像以上に多くの工程と時間が必要です。

本記事では、店舗閉店・縮小を検討中または決定された個人事業主・法人様に向けて、

  • なぜ1月から店舗整理を始めるべきなのか
  • 閉店前に押さえておきたい準備ポイント
  • 什器・厨房機器の買取活用で費用を大幅削減する方法
  • 原状復帰まで含めたワンストップサービスの重要性
  • 無理のないスケジュール管理の具体例

を、実践的かつ分かりやすく詳しく解説します。


なぜ1月から店舗整理を始めるべきなのか|4つの明確な理由

理由1:判断から実行までには想像以上に時間がかかる

店舗整理は、「店を閉める日を決めて、物を片付けて、退去する」という単純な作業ではありません。

実際には、

  • 什器・厨房機器の買取査定(複数業者への相談、見積もり比較)
  • 買取不可の物の処分手配(産業廃棄物の処理、大型什器の搬出)
  • 原状復帰工事の見積もりと施工(内装の解体、壁・床の修繕、電気・水道設備の撤去)
  • 賃貸契約の解約予告(多くは3〜6ヶ月前の通知が必要)
  • 取引先・顧客への通知(在庫処分、取引終了の連絡)
  • スタッフの雇用調整(退職手続き、次の就職先の紹介)
  • 各種契約の解約(電気・ガス・水道、インターネット、リース契約、保険)

など、非常に多くの工程が絡みます。

これらを「閉店日の1ヶ月前から始めよう」と考えると、確実に間に合わず、

  • 原状復帰が間に合わず退去日延長で家賃が余分にかかる
  • 急ぎ対応で割増料金が発生
  • 什器を買取に出す時間がなく、処分費用だけがかかる
  • 取引先との関係が悪化する

といったトラブルが頻発します。

1月から準備を始めることで、「決めてから慌てる」のではなく「計画的に進める」ことが可能になります。


理由2:繁忙期前だからこそ業者の丁寧な対応が受けられる

春先(3〜4月)は、

  • 引っ越しシーズン
  • 企業の決算期に伴う移転
  • 学校・施設の年度替わり工事

などが重なり、解体業者、内装業者、不用品回収業者すべてが繁忙期に入ります。

この時期に店舗整理を依頼すると、

  • 希望日に予約が取れない
  • 料金が通常の1.5〜2倍に跳ね上がる
  • 急ぎ対応で作業が雑になる
  • 買取査定に十分な時間を取ってもらえない

といったデメリットがあります。

一方、1月から動くことで、

  • 日程調整が柔軟にできる
  • 通常料金で対応してもらえる
  • 買取査定や作業内容の相談を丁寧にできる
  • 複数の業者から見積もりを取る余裕がある

といった大きなメリットがあります。


理由3:賃貸契約の解約予告期間に余裕を持てる

多くの店舗賃貸契約では、解約予告期間が3〜6ヶ月前と定められています。

例えば、6月末に退去したい場合、遅くとも12月末〜1月初旬には解約通知を出す必要があります。

1月に整理計画を立て始めることで、

  • 解約予告期間を守れる
  • 余分な家賃を払わずに済む
  • 大家さんや管理会社との交渉時間が取れる

という計画的な退去が可能になります。


理由4:次の事業計画に集中できる

店舗整理を計画的に進めることで、経営者は、

  • 閉店作業に追われることなく、次の事業に集中できる
  • 精神的な負担が軽減される
  • 取引先や顧客への誠実な対応ができる

というメリットがあります。

「閉店」は終わりではなく、新しいスタートの準備期間です。この期間を計画的に使うことが、次の成功につながります。


閉店・縮小前に押さえておきたい5つの準備ポイント

ポイント1:賃貸契約内容と原状復帰条件を必ず確認する

店舗整理でもっとも重要なのが、賃貸契約書の確認です。

確認すべき項目は、

  • 解約予告期間(3ヶ月前? 6ヶ月前?)
  • 原状復帰の範囲(どこまで元に戻す必要があるか)
  • 造作譲渡の可否(次の入居者に什器を引き継げるか)
  • 敷金の返還条件(原状復帰が不十分だと敷金が返らない)
  • 退去立会いの日程(大家さんや管理会社との調整)

よくある原状復帰の範囲

項目原状復帰が必要な例残しても良い例
内装壁紙、床材、天井の変更部分を元に戻す入居時のまま残っている部分
造作店舗用に設置したカウンター、棚を撤去大家さんの承諾を得たもの
電気・照明追加した照明器具、配線を撤去元からあった設備
水道・ガス追加した厨房設備の配管を撤去元からあった設備
エアコン後付けしたエアコンを撤去元からあった設備
看板外壁に設置した看板、サインを撤去
床・壁の補修傷、穴、汚れを修繕通常損耗の範囲
クリーニング全体の清掃
鍵の返却スペアキーも含めて全て返却
ゴミ・残置物の撤去すべて撤去して空の状態にする

この内容を把握せずに整理を進めると、

  • 「撤去しなくて良いものを撤去して無駄な費用がかかる」
  • 「撤去すべきものを残して、敷金が返ってこない」

といった失敗が起こります。

不明な点は、早めに大家さんや管理会社に確認しましょう。


ポイント2:「残す物」「売る物」「捨てる物」を整理する

閉店や縮小が決まったら、店舗内の物を以下の3つに分類します。

残す物(次の事業でも使う)

  • 移転先でも使える什器
  • ブランドロゴや商標が入っていない汎用什器
  • 個人的に使いたい備品

売る物(買取に出す)

  • 厨房機器(冷蔵庫、製氷機、調理器具)
  • 店舗什器(カウンター、棚、ショーケース)
  • オフィス家具(デスク、椅子、キャビネット)
  • 業務用機器(レジ、POSシステム、音響機器)

捨てる物(処分が必要)

  • 壊れた什器・機器
  • 店舗名や特定ブランドのロゴが入った物
  • 使用感が激しく買取不可の物

この段階では細かく決めすぎず、全体像を把握することが最優先です。


ポイント3:什器・厨房機器の買取可能性を早めに確認する

店舗整理で大きなコスト削減につながるのが、什器・厨房機器の買取です。

「古いから売れないだろう」 「業務用だから買取してもらえないだろう」

と思い込んで処分してしまう前に、必ず専門業者に査定を依頼しましょう。

後述しますが、業務用厨房機器は中古市場で非常に需要が高く、思わぬ高額買取になることがあります。


ポイント4:原状復帰工事の見積もりを複数取る

原状復帰工事は、業者によって金額が大きく異なります。

  • A社:80万円
  • B社:120万円
  • C社:60万円

といった差が出ることも珍しくありません。

1月の時点で複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討する時間を確保しましょう。


ポイント5:スケジュールを逆算して計画する

店舗整理は、閉店日から逆算してスケジュールを組むことが鉄則です。

例:6月末退去の場合

時期やるべきこと
1月賃貸契約確認、解約予告、業者への相談開始
2月什器・厨房機器の買取査定、原状復帰の見積取得
3月整理・買取の実施、取引先への通知
4月在庫処分、スタッフ退職手続き
5月店舗営業終了、残置物撤去
6月上旬原状復帰工事、清掃
6月中旬〜下旬退去立会い、鍵返却、敷金精算

このように逆算することで、無理なく計画的に進められます。


什器・厨房機器の買取活用でコスト大幅削減|処分費用が収入に変わる

店舗整理でよく出る買取対象品目

店舗整理では、処分費用がかかると思っていた物が、実は買取対象になるケースが非常に多くあります。

厨房機器(飲食店)

  • 業務用冷蔵庫・冷凍庫
  • 製氷機
  • ガスコンロ、IH調理器
  • 業務用オーブン、フライヤー
  • 食器洗浄機
  • シンク、作業台
  • 炊飯器、ミキサー、フードプロセッサー

店舗什器(全業種共通)

  • カウンター、レジ台
  • 陳列棚、ショーケース
  • ハンガーラック
  • マネキン、トルソー
  • 鏡、照明器具
  • 待合用のソファ、椅子

オフィス家具(事務所・店舗バックヤード)

  • デスク、椅子
  • キャビネット、書庫
  • 会議用テーブル
  • パーティション

業務用機器

  • POSレジ、レジスター
  • エアコン(業務用)
  • 音響機器、スピーカー
  • 防犯カメラシステム
  • 空気清浄機

理美容・サロン機器

  • シャンプー台
  • セット椅子、鏡台
  • スチーマー、乾燥機
  • マッサージベッド

これらは中古市場で需要が高く、状態が良ければ高額買取の可能性があります。


買取相場の目安

品目カテゴリー具体例買取相場の目安
業務用冷蔵庫縦型冷蔵庫、冷凍庫30,000円〜150,000円
製氷機業務用製氷機20,000円〜100,000円
ガスコンロ業務用ガスレンジ10,000円〜80,000円
シンク・作業台ステンレス製5,000円〜50,000円
ショーケース冷蔵ショーケース10,000円〜80,000円
カウンター木製、ステンレス製10,000円〜100,000円
POSレジタブレット型、据え置き型5,000円〜30,000円
業務用エアコン天井埋込型、壁掛け型10,000円〜50,000円
陳列棚スチール製、木製3,000円〜30,000円
オフィスデスク事務机、カウンターデスク2,000円〜20,000円
シャンプー台理美容用20,000円〜100,000円
マッサージベッドサロン用10,000円〜50,000円

※相場はあくまで目安です。製造年数、状態、需要により変動します。


買取を前提に整理計画を立てるメリット

買取をうまく活用することで、店舗整理の費用構造が劇的に変わります。

項目効果
費用面整理・撤去費用を大幅に軽減、場合によっては収入に
手間面処分と買取を同時に進行できる
時間面スケジュール短縮、一度の作業で完結
精神面「お金を払って捨てる」ではなく「価値を認めてもらえる」という満足感
環境面リユースによる環境負荷軽減

「これは売れるのか分からない」という物も、まとめて専門業者に確認してもらうことで、最適な判断ができます。


買取を活用した店舗整理の実例

ケース:小規模飲食店の閉店整理(広さ20坪)

項目金額
什器・備品処分費用-100,000円
厨房機器処分費用-150,000円
残置物搬出費用-50,000円
原状復帰工事費用-600,000円
クリーニング費用-30,000円
小計(費用)-930,000円
業務用冷蔵庫買取+80,000円
製氷機買取+40,000円
ガスコンロ・調理器具買取+30,000円
シンク・作業台買取+20,000円
店舗什器買取+35,000円
POSレジ・備品買取+15,000円
小計(買取)+220,000円
実質負担額710,000円

この例では、本来93万円かかる店舗整理が、買取を併用することで71万円の負担で済み、22万円のコスト削減につながりました。


原状復帰まで含めたワンストップサービスの重要性

個別依頼は手間とコストが増大する

店舗整理を、

  • 買取業者(什器・厨房機器の査定)
  • 不用品回収業者(買取不可の物の処分)
  • 内装業者(原状復帰工事)
  • 清掃業者(ハウスクリーニング)
  • 電気・設備業者(照明やエアコンの撤去)

と個別に依頼すると、

  • スケジュール調整が非常に複雑
  • 責任範囲が曖昧になりトラブルの元
  • 各業者への説明が何度も必要
  • トータルコストが見えにくい
  • 作業の抜け漏れが発生しやすい

といったデメリットがあります。


ワンストップサービスなら安心して任せられる

有限会社甲田運送では、

  • リユース事業(什器・厨房機器の買取)
  • 運送事業(重量物の搬出・運搬)
  • 清掃業(店舗クリーニング)
  • 内装業(原状復帰工事)

をすべて自社でワンストップ対応できるため、

項目メリット
窓口一つの会社に全て相談できる
スケジュール買取→撤去→原状復帰→清掃の流れを一貫管理
費用トータルコストが明確、買取金額を工事費用に充当
品質一貫した責任体制で作業の抜け漏れがない
安心感「閉店準備から退去まで全部任せられる」
時間短縮複数業者を探して見積もりを取る手間が省ける
トラブル回避業者間の責任の押し付け合いがない

という大きなメリットがあります。

特に、内装業も自社で行っているため、原状復帰工事の質と費用のバランスが優れています。


スケジュール管理が店舗整理の成否を分ける

よくあるスケジュールの失敗例

  • 失敗例1:閉店日直前に整理を始める → 原状復帰が間に合わず、退去日延長で余分な家賃が発生
  • 失敗例2:解約予告期間を過ぎてから通知 → 違約金が発生、または余分に数ヶ月分の家賃を払う
  • 失敗例3:買取査定の時間を取らずに処分 → 本来なら20万円の買取収入があったのに、逆に処分費用を払う
  • 失敗例4:原状復帰の範囲を確認せず工事 → 不要な工事をして費用が増える、または必要な工事をせず敷金が返らない

これらは、事前計画不足が原因で起こります。


理想的な店舗整理スケジュール(6ヶ月計画の例)

1月(閉店6ヶ月前)

  • 賃貸契約書の確認
  • 解約予告の提出
  • 整理業者への初回相談
  • 大まかな計画の立案

2月(5ヶ月前)

  • 什器・厨房機器の買取査定
  • 原状復帰工事の見積取得
  • 取引先への事前通知検討

3月(4ヶ月前)

  • 買取・処分の実施開始
  • 在庫処分計画
  • スタッフへの説明

4月(3ヶ月前)

  • 在庫セール、顧客への通知
  • スタッフの退職手続き開始

5月(2ヶ月前)

  • 営業終了
  • 残置物の完全撤去
  • 原状復帰工事開始

6月(1ヶ月前〜当月)

  • 原状復帰工事完了
  • 最終クリーニング
  • 退去立会い、鍵返却
  • 敷金精算

このスケジュールを閉店日から逆算して計画することが、トラブル回避の最大のポイントです。


店舗整理でよくある質問

Q1:まだ閉店を決めていないのですが、相談できますか? はい、もちろんです。「閉店すべきか迷っている」という段階でも、まずは現状を確認し、概算費用をお伝えすることで判断材料になります。

Q2:営業しながら整理を進めることはできますか? はい、可能です。営業時間外や定休日を利用して段階的に進めることができます。

Q3:原状復帰の範囲が分からないのですが? 賃貸契約書を確認させていただき、大家さんや管理会社との交渉もサポートいたします。

Q4:什器に店名が入っているのですが、買取できますか? 店名が入っている場合、買取が難しいケースもありますが、まずは査定させてください。汎用的に使える物であれば買取可能な場合もあります。

Q5:古い厨房機器でも買取してもらえますか? 製造年数や状態によりますが、業務用厨房機器は中古市場での需要が高いため、思わぬ高額査定になることもあります。

Q6:退去立会いに同行してもらえますか? はい、ご希望があれば退去立会いに同行し、大家さんや管理会社との確認をサポートいたします。


まとめ|店舗整理は「事業の区切り」を整える大切な工程

店舗の閉店や縮小は、決して後ろ向きなことばかりではありません。

  • 次の事業への準備
  • 経営判断の整理
  • 気持ちの区切り

そのためにも、

  • 1月からの早期準備で時間的・金銭的余裕を確保
  • 什器・厨房機器の買取活用で大幅なコスト削減
  • 原状復帰まで含めたワンストップサービスで安心
  • 逆算スケジュールで無理のない計画的な進行

が重要になります。

店舗整理は、単なる片付け作業ではなく、事業の節目を整え、次のステップへ進むための大切な工程です。

有限会社甲田運送では、什器・厨房機器の買取から処分、運送、原状復帰工事、清掃まで、店舗閉店・縮小に関わるあらゆるご要望にワンストップで対応いたします。

運送事業で培った車両・倉庫の活用により、ランニングコストを抑え、その分を高価買取に還元しています。また、内装業も自社で行っているため、原状復帰工事も含めた一貫したサポートが可能です。

さらに、厨房機器は専門の販売ルートを持っているため、他社よりも高い評価での買取が実現できます。

「何から始めればいいか分からない」 「費用がどれくらいかかるか不安」 「原状復帰の範囲が分からない」

そんな不安をお持ちの法人・個人事業主の方こそ、まずはお気軽にご相談ください。

安心して次の一歩を踏み出せるよう、整理の段階からしっかりとサポートいたします。

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